ガソリン価格と環境問題

 ガソリン価格が下がった。
 いきなり1リットル当たり20円以上もお安くなってうれしいというのが本音である。
 もちろん、ことがそれほど単純な話でないことは承知の上。

 さて、暫定税率廃止に反対する人たちの中に「ガソリン価格が高いほうが無駄遣いが減り、結果として環境に優しい」ことを理由に挙げる向きがあるようなのだが、これはどうなのか?

 たしかに海外からは「環境保護が緊急の課題である現在においてガソリン税を下げるなど狂気の沙汰」などと批判されているらしい。
 だが、日本の実情を考慮に入れて考えた場合、そうした批判が必ずしも的を射たものでないことは明らかである。
 なぜって、徴収した税金は「道路整備」のために使うのが本筋――わけわからんことに使ってたお役所は問題外――とされているからだ。

 道路を整備し、新設したらどうしたって環境破壊が起きる。
 いくら「環境との調和を図りながら進める」などとお題目を唱えたって、現実的にそれが難しいことは素人にだって分かる。
 いざ新たな道路が開通してしまえば、そこを通る自動車によって新たな環境破壊が進むことは火を見るよりも明らかだ。
 それ以前に、工事のために投入される機械や車両が排出する二酸化炭素だってバカにならないはずなのだ。

 バイオエタノール燃料を推進しようとする人たちや電気自動車の開発に熱心な企業などにも共通することなのだけれど、ちゃんと総合的に判断したうえでそれらを提唱しているのかどうか甚だ疑問である。
 いや、彼らはきっときちんと考えているのだろう。
 情報を全部さらけ出すということを敢えてしていないだけに違いない。

 いちばん必要とされているのは、やはり我々自身が物事を総合的に考えていく力を身につけることなのだと思う。
 一つの情報だけに左右されるのは極めて危険なことだと思えてしかたがない。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのトラックバック

  • 「ガソリン価格と環境問題」について

    Excerpt: 「ガソリン価格と環境問題」について あつエコ宅配 yutakarlson yamada.yutaka@gmail.com http://yutakarlson.blogspot.com/2008.. Weblog: Funny Restaurant racked: 2008-04-06 16:05