稀覯本

 『トールキンのガウン』などという、思わず反応せざるを得ないタイトルの本が出ていることを、今朝の新聞で知りました。

 たまたま名古屋に出かける用事があったので、書店に足を運んでみたところ…。
 思ったよりもはるかに小さく、目立たない装丁の本がまさにひっそりといった感じで書架に並べられていました。
 
 さっそく手に取ってみました。
 副題には「稀覯本ディーラーが明かす、稀な本、稀な人々」と記されており、なんとなく内容が推し量れるようになっています。
 内容――もちろん、トールキンがらみの部分――を読んでみるとこれがなかなか面白い。

 「このサイズ・このページ数でこの値段はないだろう」などと思いつつも、トールキンファンとしては買わないわけにはいきません。

 全体を斜め読みしてみましたが、私のような「コレクター気質」の人間には極めて興味深いものでした。

 本書の眼目は「稀覯本の価格的な価値」を語ることよりも、取り上げられている本の作者やその本にかかわった人々について語ることのように思えます。
 そして、それが本書の美点になっているように感じました。

 たまにはこういう本もいいですね。

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