ROMANTIQUE

 久々に祭がやってきている。

 車のHDDに録音した『AVENTURE』の素晴らしさに大感動。
 やはり「ブリーカー・ストリートの青春」には涙。
〈セリフの相手は真夜中のショーウィンド 舞台にあこがれ夢見たころは〉という一節に、なんとも甘酸っぱい感情が呼び起こされる。
 全曲の歌詞を未だにほぼ諳んじている自分に気づいてまた感慨ひとしおだった。

 かくなるうえはヨーロピアン3部作――『ROMANTIQUE』・『AVENTURE』・『Cliche』と続く80年代初期の3アルバムをそう呼ぶのがファンの習い――全てをHDDに入れようと物入れを探ったところ、購入した記憶のなかった3rdアルバム『MIGNONNE』のCDまで所持していたことに気づいた。
 考えてみれば、「横顔」「突然の贈り物」の2作が収められているこのアルバムがCD音源化されているのを見つけたら買わないほうがおかしかったんだけど。

 さて、『ROMANTIQUE』について。
 大貫妙子のマイベストアルバムを尋ねられれば、たぶん5thアルバムである『AVENTURE』を挙げるだろう。
 これは、出会いの1枚だから当然だ。
 しかし、前作に位置する『ROMANTIQUE』にも非常に魅力を感じる。
 テクノポップの流れを汲んだ1曲目「CARNAVAL」から始まり、「新しいシャツ」「蜃気楼の街」で収束する構成が何とも言えない。
 アレンジャーは坂本龍一、加藤和彦というビッグネーム二人。
 今考えたらなんと贅沢なこと!!
 それだけじゃなく、YMOがバックバンドなんだもんなあ……。


 ところで、Amazonで今現在のCD発売状況なんぞを確認していたら、本作の廃盤CDに「ロマンティック」という日本語タイトルが付けられて売られているのを見つけてしまった。
 ちょっと悲しい……。
 もちろん、正しくは「ロマンティーク」である。

ROMANTIQUE
BMG JAPAN
2008-01-23
大貫妙子
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