『ボクの手塚治虫せんせい』

 昭和30年代に手塚治虫のアシスタントを務めていたことがある漫画家、古谷三敏による漫画とエッセイを収めたのが本書です。
 身近にいた人間にしか知りえない手塚情報もさりげなくちりばめられていて、なかなか面白く読むことができました。

 私は改めて述べるまでもなく手塚治虫の大ファンです。
 手塚の身近にいた、こうした人たちが書いた文章や漫画を読む度、しかし、私は手塚の身近にいなくてよかったと思わされるのです。
 例えば手塚が私の上司だったとしたら、などと想像すると恐ろしくなります。
 間違いなく1週間と勤められず、辞めざるを得ないであろうことが容易に想像できます。

 そう、やはりファンはファンのままでいたほうが幸せなのですね。
 作品を通してだけ接することで、ファンにしか見ることができない手塚治虫を確かに感じ取ることができるわけですから。

 そんな、「たら話」は措くとして、手塚ファンにはお薦めの一冊だと思います。

ボクの手塚治虫せんせい
双葉社
古谷 三敏
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