物欲大魔神病 重体編

 物欲に囚われるときって、こんなものなんだ。
 思いがけない大物に目が眩み、気がつくと家に持ち帰っている。

 5月8日の日曜日。
 なんとなく出かけた自動車ディーラーで出逢った真っ赤な車に、夫婦揃って一目惚れしてしまった。
 店長さんと話をし、試乗をし、見積もりを出してもらい、下取り査定をしてもらったころには、ほぼ購入を決断していた。

 これはいかんと思い直していったん店を後にはしたものの、結局その日のうちにディーラーへ電話。
 一週間後には正式契約を済ませていた。

 この間、ほとんど迷わなかった私たち。
 ついこの前までは、
「アバルト500のノーマル仕様に2ペダルマニュアルが追加されたら買おう」
と、決めていたはずだったのに。

 そして、納車日の今日、我らが新しき愛車「MiTo」を引き取ってきた。
 生憎の雨模様ということもあって、ドライブとかもそこそこに家に戻ってきてしまったが、乗っている楽しさは一種独特のものだった。
 たったの1.4リットルという、小排気量車。
 正直、非力である。
 にもかかわらず、もう少し走らせてみたい、そんなふうに思わされる車だ。
 

 思えば、5年間近く乗ったレガシィB4に不満があったわけではない。
 トラブルらしいトラブルもなし。
 おとなしく走ればエンジン排気量3リットルとは思えない高燃費―― 一般道でリッター9km、高速ならばリッター14km以上を記録。
 本気で踏むと、それこそかっ飛ぶ。
 実に気持ちのいい車だった。

 しかし、MiToの可愛らしくも存在感抜群の顔やお尻、なんとも綺麗な赤、洒落た内・外装の魔力の前には私たちの理性――そんなもん、最初からないとの説もあるが――は無力だったのだ。

 人生初のイタ車である。
 きっと手をかけさせられるだろう。
 ブログネタに事欠かないことになるのも覚悟している。
 期待しつつ、生温かく見守ってもらえれば幸いである。

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