理解力

 「弱い虫」のミュージックビデオですが、相当な話題になっているようです。
 先ほど確認したところ、たった2日で、なんと65万回近く視聴されていました。
 テレビの威力恐るべし。

 とはいいながら、コメントを見る限りは、鉄拳のパラパラ漫画ばかりに注目が集まっているようです。
 ま、それも仕方のないところでしょう。
 彼のほうが馬場俊英よりも知名度が高いのは事実ですし。
 その意味では、このコラボは馬場さん側に大きな利があったことになります。

 こういうことを書くのを嫌う向きもありますが、プロ歌手である以上、話題になることはものすごく大切。
 どれだけ心に響く楽曲を作ったところで、聴いてもらえなければ話にならないわけですから、今回のアイデアは成功だったといえるでしょう。

 ただ、どうやらCDとかの売り上げには直結していないようで、いささか残念ではあります。
 あのMVご覧になった方、だまされたと思って『弱い虫』のCD買ってみてくださいよ。
 タイトル曲以外の3曲も、ほんとうに聴き応えがありますから。
 特に、「ラーメンの歌」は、まさに馬場俊英らしさが炸裂した名曲です!!



 と、販促はこれぐらいにして。

 YouTubeに寄せられたコメントを読んでいると、少数ではありますが、曲に対する感想や意見があります。
 その中にどうしても看過できない内容のものがあったので、敢えて話題にさせてもらいます。
 曰く、「歌詞がパクリだ」というもの。
 間違いなく、曲の冒頭部を指してのことだと思われます。

 あれを「パクリ」と表現できてしまう理解力に寒々しさを感じないわけにはいかないのです。
 冒頭の何フレーズかが、かの宮澤賢治の「雨ニモマケズ」からの引用であることが分からない人はいないでしょう。(いたとしたら、申し訳ないですが、ソウイウ人ト トモダチニ ナリタクハ ナイ)
 「雨ニモマケズ」に登場する「ワタシ」のような心持にならなくてもよい、なれなくてもよい、と歌い出すことによって、この曲に込めたかった思いが伝わる。
 そう考えた作り手の狙いをわからない人もいるのですね。
 いや、私としては、ネット用語でいう「釣り」であると思いたいのですけれど。

 いずれにしても、いささか淋しくなってしまったのを否定できない私なのでした。

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