鹿の王

上橋菜穂子、久々の小説新刊。

単行本上下巻。
総ページ数は1000を優に超える分量。
しかし、瞬く間に読めます。
いや、読まずにいられない。

かつて『獣の奏者』を読んだとき、真っ先に感じたのは「これは生と性の物語なのだ」という思いでした。
今作はそのテーマを更に掘り下げたように感じられます。

生きとし生けるものはなぜ死ぬのか。
生きる意味とは。

異世界ファンタジーの世界に身を委ねつつ、つい考えずにはいられませんでした。

ヴァンとホッサルという二人の主人公はもちろん魅力的。
しかし……。
サエとミラル。
主人公に深く関わる女性二人のなんと魅力的なことか。


これ以上は、どう書いてもネタばらしになってしまいそう。

迷わず、読むべし。

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    Excerpt: 上橋菜穂子のファンタジー巨編。 中世の中央アジアっぽい異世界が舞台。強大な帝国に敗れたレジスタンスの生き残りが、征服者による植民地化が進む土地で、奇怪な伝染病が絡んだ謀 ... Weblog: 天竺堂の本棚 racked: 2015-01-06 11:24