あっぱれな95歳

施設でお世話になっていた義父の容態が急変したのが先週の水曜日未明。
かねてより、在宅医と相談の上延命のための治療はしないことにしていた。
本人が苦しまないよう、酸素の吸入だけをしていただきながら、その日を迎えることになった訳だ。
それからは毎晩、義兄と夫が交代で義両親の部屋に泊まり込んだ。
なるべく義父をひとりにしないよう、私もできる限りの協力をした。
主治医からは「数日」と言われていたが、大正生まれの義父は頑張りに頑張ってくれて、会いたかった人みなさんに会い、昨日の午前2時27分に安らかに旅立った。

一昨日の夜泊まり込みで様子を見ていた夫から、「時々呼吸が止まる」と言うメールが来て、私も急いで駆けつけた。
その時も苦しそうな表情は全くなく、むしろ穏やかな表情で浅い呼吸をしていた。
ただやはり呼吸が止まる瞬間があり、その間隔が徐々に短くなっていった。
少し離れたところに住む義兄に知らせ、義兄・夫・私の3人が見守る中、静かに95歳と半年の人生に終止符を打った。

葬儀会館の会員になり、遺影も撮影済み、葬儀費用も残し、最後の最後まで自分のことは自分で…という義父らしい最期の迎え方だった。
頑固一徹だったが、息子の嫁たちにとっては百点満点の舅だったので、私の中には良い思い出しかない。
張本さんに「あっぱれ」を10個ぐらい出してもらえそうな見事な生き方を貫き、尊厳ある最期を身をもって示してくれた義父だったと思う。

我が夫にもその血が流れているはずなんだが…、と首をかしげる自分がいるが、私達が仲良く元気に暮らすことが一番の供養になると勝手に考えて、これからも今まで通り能天気夫婦でいよう。
って言うか、それしかできないか…。

バタバタな1週間でいつも以上に訳わかめ状態~。
明日になれば少しはまともになるはず~。

この記事へのコメント

山田@静岡
2018年10月18日 07:58
謹んでお悔やみ申し上げます

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