テーマ:水滸伝

クライマックス?

 北方謙三の『楊令伝』第14巻を読了しました。  本巻では『水滸伝』108星の生き残りが次々と退場していきます。  そこはそれ漢(おとこ)の生き様・死に様を描くのが得意な作者だけあって、それなりに読ませてはくれます。  ただ、『水滸伝』のときのような高揚感は感じられません。  次巻で完結するとのことで、なんだか無理矢理に人員…
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『楊令伝』

 もう2週間も前のことになりますが、北方謙三の『楊令伝』をまとめ買いしてきました。  昨年4月に刊行が開始され、現在第5巻まで出版されている本書。  もちろん、『水滸伝』の続編にあたります。  図書館で借りて3巻の途中あたりまでは同時進行に近いスピードで読み進めていたのですが、文庫版『水滸伝』が佳境に入るあたりで一旦ストッ…
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北方水滸伝 第19巻

 『水滸伝 (19) 旌旗の章』読了。  津波のように押し寄せる官軍――童貫軍――の前に為す術もなく破滅への道を転げ落ちていく梁山泊軍の姿が描かれる本巻。  その過程で今回もまた多くの漢たちが死んでいきます。  中でも切なかったのは、あの、戦場で死ぬことがあるなどとは到底思えなかったスーパーキャラクターの最期でした。 …
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北方水滸伝 第18巻

 『水滸伝 18 乾坤の章』読了。  この巻は、北方水滸をここまで読み続けてきた者にとっては非常に辛い内容ではないでしょうか。  遂に、「最強の漢」が表舞台から退場していくのを見送ることになるのですから。  思えば、その場面を描くためだけに用意された1巻であると言えなくもない気がします。  梁山泊の誰もが待ち望んでい…
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北方水滸伝 17巻

 『水滸伝 17 朱雀の章』読了。  本巻では今まで以上に多くの死が描かれていきます。  童貫軍の予想以上の強さの前に梁山泊屈指の勇将が倒れます。  青蓮寺の高廉軍との決着を目指した致死軍・飛竜軍も大きな犠牲を払うことになります。  さらには、第1巻から活躍してきたあの人が、伝えるべき全てを伝えるべき人物に託して、…
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北方水滸伝 第16巻

 『水滸伝 16 馳驟の章』読了。  この巻では梁山泊、宋の双方における「文」の大物が退場していきます。  北方水滸伝の特徴のひとつに、原典においては皆無に等しかった経済面の描写があることが挙げられます。  「宋を倒して新しい国家を建てる」という意思を抱いた梁山泊がしっかりした経済基盤を持たないはずはないわけで、そのあたり…
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北方水滸伝 第15巻

 『水滸伝 15 折戟の章』読了。  物語も終盤に入り、激しい戦闘や謀略が描かれていきます。  当然の流れとして、本巻では梁山泊側にも今までに増して多くの犠牲者が出ます。  北方版において一方の雄として描かれたあの人も…。  また官軍側でも、大物のひとりが壮絶な死を迎えます。  一方で、二人の人物の「死」からの再生が描かれ…
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北方水滸伝 第14巻

『水滸伝 14 爪牙の章 』読了。  官軍との本格的な全面対決が描かれる本巻。  各地に築かれた梁山泊の拠点を次々と舞台にしつつ、物語は進んでいきます。  圧倒的な兵力で攻め寄せる官軍をどのように凌ぐか。  それがこれからの見どころという趣。  本巻では、まだ決着の兆しすら見えません。  舞台があちらこちらに飛び、…
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北方水滸伝 第13巻

 『水滸伝 第13巻』読了。  官軍との本格的な戦いに突入した本巻においても、前巻に引き続いて「双鞭」呼延灼がいい味を出してくれます。  古参のひとり、朱仝の雄々しさにも心惹かれずにはいられませんでした。  歴史をひん曲げるわけにはいかないのですから、宋王朝に戦いを挑む梁山泊の行く末は見えているといえば見えています。  …
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北方水滸伝 第12巻

『水滸伝 12』読了。  本巻において、ようやく大刀の関勝が動きます。  原典では「三国志演義」の英雄、関羽の子孫という設定だけでその存在感を示していた感の強い彼――梁山泊への参加のしかたも唐突なもの――ですが、北方版では典型的な軍人である彼が官軍を離脱して反乱軍に加わっていく過程を、長い時間をかけて丁寧に描いてくれました。 …
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楊家将

 『楊家将』上・下巻を読み終えました。  中国北宋時代初期を舞台にした歴史小説です。  この「楊家将」の物語は中国においては『三国志演義』や『水滸伝』に勝るとも劣らぬ人気を誇るポピュラーな物語であるとのこと。  しかし、そこは北方謙三。例によってかなり大胆な翻案を行ったようです。  文庫版の解説によれば、原典を遥かに超え…
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北方水滸伝 第10巻

 『水滸伝 10』を一気に読み終えました。  再読という形ではありますが、新鮮な読後感を味わわせてもらいました。  この巻では「水滸108人の好漢」中、私の最も好きなひとりである呼延灼が登場します。  原典に劣らず、「北方水滸」の呼延灼も魅力たっぷりに描かれており、一ファンとしては大満足。  「鞭(べん)」という武器で「北方…
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北方水滸伝

 北方謙三著、文庫版『水滸伝 9 』、ようやく刊行――毎月20日前後に発売されることが多かった本シリーズ、今月はなぜか月末にずれ込んでいました。    待たされた勢いもあって一気に再読。  内容についてこの場で語ることは避けますが、相変わらず熱いことこのうえなし。  で、今回の思わぬプレゼントは、馳星周による解説。  …
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水滸伝

 中学から大学時代にかけて中国の白話小説やその翻案小説などにハマっていた時期があります。  白話小説といえば中国四大奇書、中でも『三国志演義』がまっ先に思い浮かぶ方が多いのではないかと思います。  コンピュータゲームなどの影響もあって、日本でも圧倒的な知名度を誇っています。  私はといえば高校時代あたりから『水滸伝』がたまらな…
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