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zoom RSS 幻魔大戦

<<   作成日時 : 2008/03/28 19:57   >>

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 ここ3日ほどパートナー氏の実家に出向いていた。
 で、やることも終わってなんとなくBS放送にチャンネルを合わせてみると…。

 石森章太郎の特集をやっていた。

 改名後の「石ノ森」と書くべきかとは思うが、私にとっては「石森」しかありえないので、以降もこのまま押し通させてもらう。悪しからず。

 さて、石森章太郎といえば『サイボーグ009 地底帝国ヨミ編』と『幻魔大戦』の2作品なのである。
 単なる贔屓目でなく、この2作品が数ある石森漫画の中でも飛び抜けた傑作であるのは間違いないところだと思う。
 特に後者は、私がこれまで読んだ漫画作品の中でもベストに挙げたいほど好きな1作だ。
 冒頭に紹介した番組でも、ゲストのうちの2人が口を揃えて「石森作品のマイベストは『幻魔大戦』である」と明言していて、思わず大きく頷いてしまった。

 『幻魔大戦』が雑誌に連載されたのは1967年というから、もう40年以上も前の作品ということになる。
 秋田書店から出された単行本も持っていたはずだが、今はどこにあるか分からない。
 にもかかわらず、ほとんどのシーンをいまだに鮮明に覚えている自分がいる。
 細かいところでは、雑誌初出時のドク・タイガーという登場人物の絵が単行本化された際に書き換えられていたことすらはっきりと記憶しているぐらいだ。

 『幻魔大戦』というと、漫画版の原作者であった平井和正による小説のほうが著名かもしれない。
 小説版も途中までは読んだのだが、宗教小説のようになったあたりで棒を折ってしまった。
 聞くところによると、『幻魔』執筆時の平井和正は実際にとある新興宗教の教祖にマインドコントロールされていたとかで、結局小説版はいくつものシリーズを展開した揚句に未完のまま放り出されているらしい。
 いかにも平井和正らしいといえばそれまでなのだが、好みはともかくとして圧倒的な筆力の持ち主であるだけに未完作品が多過ぎるのが惜しまれてならない。
 と、平井和正のことについてはこれぐらいにしておこう。


 Amazonで検索してみたところ、私が所有していた秋田書店の「サンデーコミックス」版は今でも入手可能のようだ。
 どこかにしまい込んであるはずの本が見つけられなければ改めて買い直してみようか、などと考え始めている。

 最後に。
 この駄文を読んで『幻魔大戦』にちょっとだけでも興味を持った漫画好きな人がいたら、騙されたと思って読んでみてほしい。
 さすがに、コマ割りとか展開のスピード――今だったら10巻か20巻ぐらいは必要な密度をもったストーリーがたったの2巻で完結してしまう――とかには時代を感じさせられるかもしれないが、とにかく物凄い作品なので。
 あともうひとつ。アニメ版は無視ということでよろしく。
幻魔大戦 1 (サンデー・コミックス)

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幻魔大戦に隠されたコードを追う!
こんにちは! ks02@不思議系ワンダラーです。 何故か 幻魔大戦を見たくなりyahoo動画 で315円で購入しストーリミングで見た。 映画や詩、絵画、写真、歌、小説などは芸術家のインスピレーションに拠るところが大きくその中に、何らかのメッセージ(啓示)などがコード(暗号)、メタファー(暗喩)として隠されていることが多いと僕は思います。 そこで、以前から気になっていた”ハルマゲドン(最終戦争)ものの代表作”とも評価される幻魔大戦を見ることにしました。 幻魔大戦は漫画版や小説版、平井氏、石森氏それ... ...続きを見る
伊豫のダビィンチコード(不思議系人間の独...
2008/03/30 11:56

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